男と女
男はね、結局子供作れないんです、今の所は。
このことが男と女を分けている究極の根拠かもしれません。
女性は自分の子供が自分の腹から出てきたという動かせない事実があります。
でも男性は自分の精子からできた子供だと「信じる」しかないと思うんです。
疑えるような状況だと、DNA鑑定でもしないと安心できない。
でも結局それも他人からの情報にすぎないですよね。
そもそも男性は自分のポジションをいわば状況や情報から作り上げるしかないという理解が根底に働いていると思うんです。
だから男性は社会的地位に固執するのではないかと。
「自分」という存在を確立するには「他人」から認めてもらうしかない。
でないと、自分の存在理由が失われるという「おそれ」。
ただここで男性にとっての朗報は、女性より体格が大きくて、力が強いということです。平均的には。
だから女性を力で従わせることが物理的には可能なんです。
もちろん暴力を振るうことを前提に生きているわけじゃないですが、力が強いというのは関係性の中で非常に重要なファクターだと思っています。
その認識があるから、堂々と渡り合える、こころに余裕があるから。
例えば財力でも同じです。
お金が十分にあると、精神的なゆとりも出てきて、堂々としてくるというのはあると思うんです。もちろん必ずではありませんよ。平均的にはというレベルで。
この力の差の使い方、認識の仕方は自分の存在理由の確立に発揮するんだと思います。
自分の存在理由が危ぶまれた際に使われてしまいやすいと。
男性は「なめられる」ことが嫌いです。
これは自分の存在理由を危うくする行為を仕掛けられるということです。
ゆえに女性は男性をなめてはいけません。
女性に比べれば男性は存在理由を理屈で固めなければ生きていけない生物なんです。
そこを認識して、存在そのものを否定するような発言は絶対にしてはいけないと思います。
特に男性は女性より下だと思いたくないという気持ちがあると思います。潜在的に。
それはそもそも存在理由が女性ほど確立していないからです。
生物は子孫を残す、繁栄させることを何よりの目的としていると思うんです。
そうすると、自分で子供を出産できる女性には逆立ちしたって勝てません。
そのことを先天的に男性は認識しているんです。
女性には勝てない、と。
これで力が弱く、体が小さければ、蟻の世界ですね。
でも違いました。
社会的地位が男性上位なのは、男性の強がりでもあり、男性が生きる場所がそこにしか無いからなんです。
そこでは女性も男性も存在理由を理屈でつけることができる世界だからです。
出産という男性からすれば無理なことを求められることは無い世界なんです。
だから、安心なんです。男性にとって。
終わらないんですやめますが、以上はこれまでの一般的な価値観だと思っています。
これが最近一部崩れ始めてきているように思っています。
それを平等社会と言っている人もいますが、私から言わせれば「平等バカ」です。
そのネタは別のところで。
それでは。。。
有意義な人生を送るために意識すること
日本国憲法
びじほーの最初のとっかかりとして憲法の本読みました。
こちらです↓
実際には私は古本屋で買ったので、これの第3版ということで、ちょっと古いのですが、まぁどうせ憲法は一字一句変わってませんしね。。
ということで読んだんですが、前にも書いた通り憲法って国民が天皇や政府機関を縛るためのものだったのですね。
今更ですが初めて知りました。
法律の根本になるルールの大元というイメージだけでしたので。
法律の根本という部分は間違っていないようなのですが、国民が政府に守らせるという認識はありませんでしたね。
で、これを読むと、日本という国をどういう思いで作ったのかという話になってきますが、そもそもこの憲法自体もとはアメリカに指示され、添削されの繰り返しだったことを考えると、日本の本心なのかどうか。。
ということで、今度は大日本帝国憲法、いわゆる明治憲法をみてみようかなと。
こちらは日本が自発的に作ったものです。
思想はやはり国民が政府に守らせるなのかどうか確認してみようかと。
伊藤博文が中心に勉強して作ったようですが、こちらは日本という国を繁栄させようと、苦心して作ったものということで、非常に興味があります。
しかし文体が古くて読みづらい。。
少しでもマシなものということで、こちらを購入しました↓
まだ、読み始めなので、感想はまた後日に。
でもyoutubeで橋爪大三郎さんも言ってますが、これこそ日本人が学ぶべき国家思想の原点だと。
小学校から憲法学習をするべきとのはなしでした。
なので、うちの子供に話できるようにということもあり、まずは私自身が学習するということで。
ではまた。
英語の学習方法(2)
TOEICがひと段落してから、1ヶ月ほどオンライン英会話をやってました。
週3〜4ですね。
一回が25分なのでちょっと短めですが、朝やるにはちょうど良いです。
でも相変わらず伸びてる感がないですね。。
20年くらい前にもNOVAとかジオスとか行ってましたが、やっぱり伸びませんでしたもの。
なんかね、英会話って、外人としゃべっていればいいってわけじゃないようなんですね。
もしかすると、ヨーロッパ各国とかはいいのかもしれないです。
文法的にも単語的にも近しいものがあるので、すんなり入ってくるのかもしれません。
しかし、日本語は違いすぎます。
それでも1日に3時間とか4時間やっていたら、と思うでしょうが。
それでも「慣れる」だけです。
しゃべれるというレベルにはなかなかなれません。
私はNOVAのクラスを受けるポイントが余りすぎて、期限の都合から一気に使い切った時期がありました。
マンツーマンで1日4時間くらい。
そのころ休職していたので、毎日のように1ヶ月ほど。
講師からは「Crazy!」と言われて笑われていました。
でもね、しゃべれるようにはなりませんでした。
おかしいでしょ?
なんでしゃべれないの?
で、今回も1ヶ月ほど頻度は当時とかなり違うものの、TOEIC810の背景がありながら向上の実感なし。。
講師の質じゃないように思います。
それでちょっと気づきました。
これは、授業で「練習しようとする」から「習得しようとする」からダメなんだと。
授業はあくまで「本番」なんだと。
授業の中でしゃべれているフレーズは自分の中ですでに習得がある程度できているもの。それを実践しているんです。
今まで全く使えなかった、あまり理解できていなかったものを授業でしゃべれるようにはならないですね。
復習が少ないのかもしれませんが、そもそも習得しているフレーズが少なすぎるのだと思います。
ここでいう習得というのは、自分の中で英語でイメージできるレベルです。
イメージしたシーンや表現したいものをすぐに英文にできるものです。
この練習をした上で、授業で使うのであればどんどん使えるフレーズが増えるような気がします。
ということで、現在世の中にある英会話教室なりオンライン英会話などはそもそもやり方が日本人に合っていないように思います。
日本人には、トークスクリプトを決めておいて、それを授業までに覚えさせ、それを何度も授業で掛け合いの会話を行う。
覚えてきたものを実践させる。
これなら、使えるフレーズが増えると思います。
それに何かと緊張しがちな日本人も、言うことが決まっていればリラックスできると思います。
できれば、講師もスクリプト以外のフレーズは使わないくらいの感じがしばらくは良いかもしれません。
この方法の英会話教室を開きたいなと思うんですが、しかもオンラインで。
協力してくれそうな人、機会あったら探してみましょうかね。。
それでは。。
哲学を語る人
学のある人は難しいことを言うものですね。
でもそれを世の人はありがたく拝聴します。
何故か?
それはブランドがあるから、というのと自分の理解できないような難しいことをいうからでしょうか。
知識として知らないことを言うのであればまだわかりますが、哲学の世界に必要な知識など本来は無いと思います。
世の人は当然「リアル」の世界に生きています。
哲学者は「想定」の世界に生きています。
リアルを見ながら想定をしますよね。
でその想定はリアルを裏付けるものだといいます。
世の人はそんなこと普段考えないから、「何言ってんのかよくわかんないけど、すごいねー」となります。
でも哲学者のやっていることはあくまでリアルの裏付けの想定でしかありません。
哲学なんて感性の世界です。
それを理解しようとするから難解なんです。
さらには国語の授業なんかで、それを他人が教えようとするからさらにおかしな解釈が生まれます。
書いた本人が言うならまだしも、他人が、それも複数の他人が解釈を教えようとするから釈然としなくなるわけです。
そしてついには哲学も国語も嫌いになってしまう。。
本来何のために読むのかといえば、自分のために他ならないですよね。
他人の意見を理解することが最終目的としていれば、それは勝手やっててくれという趣味の世界になります。
書いた本人の意図を理解するのは、あくまで自分の人生にとって有益ではないかと信じるからではないかと。
あるいは自分の考え方とは異なるものを覗いてみたいからではないかと。
しかし、それは結局自分流の考え方へのつなげ方にすべて依存します。
とすれば、問題は受け止め方であると。
けして正しく著者の意図を汲み取ることが目的ではないと。
しかし、一旦は理解しようと努めなければもったいないですね。
折角他人の経験や思想に出会えるのですから。
ではまた。。。m(_ _)m
チャレンジ ザ びじほー
表題は変換ミスではございません。
TOEICの次にチャレンジする検定試験です。
正式名称は「ビジネス実務法務検定試験」
略して「びじほー」
東京商工会議所が実施してます。
ワタシも仕事柄契約書など扱っているので、法務知識は必須なのです。
必須なのですが、ちゃんと勉強してません。。
よくないですね、実際。。
よくこれでやってるな、と思います。
たまに社内の人間からも「一体どうやって習得されてきたんですか?」と聞かれます。
毎回こう答えてますが、
「叩き上げです!」
なんとなくカッコよく聴こえるかもしれませんが、
要は「本読んでません・・(T◇T)」ということです。
要するに経験だけなんですよ。
必ずしもダメじゃないとは思うんですが、やっぱり法律の知識は欲しいですよね。
と言ってももちろん弁護士や裁判官になろうというんじゃないですから、本屋でいきなりこういうの↓を手に取る気にはなれません。。1ページ目で挫折することが容易に想定されます。。
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で、ワタシのいつもの手です。
よくわからない分野について、ひとまず概観を見たいときには何と言っても、youtube!!
youtubeだと、短時間でざっくりと概要がわかったりできることが多いです。
いやー、世の中ナレッジを無償で共有いただける高尚な精神を持たれている方が多くて本当に助かります。
この場を借りてお礼申し上げますm(_ _)m
ということで、見てみたびじほーの動画がこちら。
素晴らしいと思います。
もう概要中の概要、ザ概要。
この時点での感想は
「面白そう!」
で、早速テキストを入手しようと、本屋へ。
ただ、ちょっと生意気かもしれませんが、本屋で見た感じでは、
「3級は飛ばそうかな。。」
基本的すぎる感じがしたので。
しかも、なんか単語の習得に近く感じてしまって、ちょっと面白くない。
もっと言うと、2級も似たような感じですが、基本は押さえないといけないですね。
生意気言ってますが、もちろんそう言ってる基本部分も知らない事柄だらけです。
当たり前ですね。
勉強したことないんですから。。
でも、面白いんです。
何でかっていうと、普段これまで散々触れてきた事柄が体系的に書かれてるもんで、テキストのここかしこに「ああ、そういうことだったのか!」とうなずく知識がわんさか。
ということで、まずは2級ということでテキスト買いました。
2級の試験は年2回あるようで、今年は7月と12月。
12月には1級もあります。
なので、ワタシの浅はかな希望的予定としては、7月に2級、12月に1級。
どちらも1発合格。
え〜、ご承知のとおり、なめてます。
そんなに簡単に受かるもんかと。
なめてると言っても、けしてバカにしてるわけじゃないです。
バカにしてたらそもそも受けませんので。
ただ、どうしても普段実務的に触れているので、「そういう状況にいる自分ならいけるんじゃないか」と、思っちゃってるだけです。
ま、でも、面白い!と思えるだけでも自分としてはありがたい状況です。
ちなみにうちの会社は2級や1級にうかるとそれぞれ数万円の報奨金がいただけるので、それもちょこっと励みにはなります。
ということで、これから開始なのですが、2級のテキストをざっと見て思ったのは、これだけやっても多分面白くないな、、、ということ。
だって、昔高校でやってた歴史の教科書思い出しました。
なんかね、ちょっと単語の説明的なんですよね。
しかも、説明もなんか寸止め的。
「これこれをなになにと言います。」
と書いてあって、
「・・・・・で?」って感じですよ。
それは一体何のために必要な法律で、実際何が懸念点で、いいところや不十分だったりするところなんか、ないの?あるでしょ?って聞きたくなる。
ほんと、ドSですか?って。
いやもちろん基本的な部分はまぁそれなりに書かれてるんですけど、いかんせんあれだけの事柄を無理くり1冊にまとめてるもんで、少々強引さがあります。
なので、公式テキストは「説明の多い単語帳」という位置付けかな、と。
ちなみに、テキスト類では4種類ほど見ましたが、東京商工会議所自身が出してる公式のものが一番説明が整ってる感じがしました。
また、試験出してる張本人ですし、試験はこれに沿って出しますと明言してます↓ので、まぁ検定試験受けるならこれかなと。
とはいえ、自分としてはもうちょっと深くやってみたいと思ったので、古本屋で少々漁ってきました。
だって、新本で買ってたらお金が持ちませんもの。。
それにバックグラウンドの知識は古本でおそらく十分なので。
早速、ブックオフへ。
伊藤真さん、という方の本が目立ったのですが、読んでみるとわかりやすい。
その他、会社法関連3冊、民法1冊、ついでに契約書書式の本1冊などワラワラ買って、千数百円!
ブックオフありがとう!!
公式テキストは1冊で4千円オーバーだったよ。。
まずは法律の大前提に当たるであろう「憲法」から読んでます。
最新版は第5版ですが、古本なので第3版です。でもまぁいいかと。基本は同じでしょ。なんせ70年間一字一句変わってないんですから。
憲法ってよく知りませんでしたが、こうやって読んでみると面白いもんですね。
「なるほど、憲法は国民が天皇や国家公務員に課すルールだったのか!」
「なにより国民の人権が主役なのか!」
このレベルであるがゆえに、2級や1級も受かるんじゃないかと安易に考えているワタシの程度が知れると思います。。
こんな状況ではありますが、これから頑張ってまいりたいと思います。
2級のテキストは買いましたが、少なくとも今月は手をつけないつもりです。
とにかく、目標は1級ですが、と言っても面白くもなく、実務に使えないような知識はゴミですので、常にキーワードは「興味」と「実務利用」です。
それでは、ひとまず、また。
「クレムリン・メソッド」
北野幸伯(よしのり)さんの本です。
北野さんという方は、私はこの本で初めて知りましたが、いやーものの見方が素晴らしいです。
左右偏ることなく、リアリズム的に語ってくれてます。
一時流行った嫌韓とかヘイトスピーチ系などのように変にあおること無く、事実に基づく冷静な分析方法を記しています。
世界情勢の見方を教えていただきました。
もちろんすぐに真似できるものではありませんが、少なくともどういったニュースに今後注目すべきか、また大きな政治的ニュースの背景に目を向けるという姿勢を教えていただきました。
北野さんはyoutubeにも出てますが、こんな方です。
・・・・・なんか、若い頃の孫正義さんみたいです。
両脇の二人が少々イカついからか、なんかぱっと見、頼りない感じを受けるのですが、話し出すと面白いですね。さすがに。
我々は大きなくくりとしては、アメリカの情報網の中にいる、と。
ゆえに自然とアメリカ寄りの情報をメインに享受しているから、別の角度で見る姿勢を持たないと、ある意味洗脳されたままになってしまう、と。
欧米や中国やロシアの報道にも触れるようにしたほうが良い。
特に例えば、アメリカに都合の悪い報道はアメリカ自身のニュース番組ではストレートに伝えないかあるいは最悪嘘をつくかもしれない。逆にロシア等はアメリカに都合の悪い情報を喜んで包み隠さず報道する、と。
究極で言えばどれが本当かわからないかもしれませんが、「報道したという事実」をまずは単に事実として受け止めることからでしょうか。
かついろんなリソース、特に利害関係が対立している立場のリソースを取ることは重要かもしれませんね。
私、仕事の関係で当社の販売代理店の営業行為に対するクレームをいただくことがあるのです。
その際には、必ずお客様だけでなく、被告人である代理店側の申告もフェアに聞くようにしています。
でないと、ブレるのです。
正直言って、お客様の中にもいろんな方がいますし、状況も様々です。
詳しくは言えませんが、注文された担当者の方が少々独断で見切り発車的に発注してしまうことがあるのですが、あとで上司に責められた際につい代理店から強要されたようなことを口走ってしまうケースがあるのです。
そういう時はなんと無くわかるものです。代理店側も同じく「強引な営業はしていません!」と言っても、嘘を言っていたり、自信がないような時は言動に勢いも無く、次第にほころびが出てくるものです。
でも、本当に自信をもっていると、メールの文面からでも伝わってきます。
おそらく、ニュースなどの報道も同じような面があるのではないかと思います。
報道内容に自信がある側は真正面からしっかり要点を押さえた報道をしますが、そうでない側は視点をずらしたり、浅く報道したりで、どうもしっくりこない内容になりがちではないかと。
中東での報道もアメリカの報道はシリアがまた民間人に砲撃しただの、化学兵器をつかっただの、大怪我した子供を抱えて困惑する女性を映し出して同情をさそう様なことがよくありますが、その逆については全く報道されませんよね。
要するにシリア住民がアメリカに無差別殺人されたとか、アメリカの爆撃で子供を失った母親の映像とか。伝わってこないですよね。
そういう部分をロシアは喜んで報道するのだと思います。
北野さんの本を読んで、あらためて報道の見方を考え直しました。
本の中にもありますが、お手軽だけども結構使えるリソースとしてYahoo!ニュースを挙げていたのは意外でした。
アメリカ以外のリソースからも引っ張ってきているので、一つの出来事について色々な角度から見ることができるとのことです。
この本を通じて、国際情勢の見方から身の回りの出来事まで、ものの見方を考え直してみてはいかがでしょうか。
ではまた。。。