「あっ、こんなとこにあった!」と気付くためのブログ

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アフリカから学ぶべきこと

アフリカ、

手を入れるからおかしなことになる。

 

アフリカの生活はあるべき究極の姿だと思う。

そこに欲望に駆られて、

先進的だと調子に乗って、

手を入れるからおかしなことになる。

植民地支配の精神がおかしなことにしたんだと。

 

医療や勉強で、助けているように見えるかもしれないけど、一番いいのは、統治や貿易を含めて、一切触れないのがいい。

 

彼らのありのままの生活で。

 

もしもありのままの姿で病気や飢餓で死んでしまうのであれば、それは自然なのであってむりやり矯正するものではないかもしれない。

 

勝手に地面の取り合いをして、勝手に線を引いて国境として、利権を漁る。

自分たちの経済の枠組みにむりやり関係させ、

「本来の豊かさ」とは何なのか?など疑念を持たせることもなく、

貪(むさぼ)って良いのだと、

他人から奪って良いのだと、

自然を破壊して良いのだと、

それが自分たちの収入になるのであれば。

 

その見返りに、

内戦が多発し、

若い男性は鍬(くわ)や弓矢より銃を持ち、

戦地で死に、

残された女性や子供は食うに困り、

他の民族に襲われ、

逃げ着く土地はどうしても貧弱な土地であり、

水も不衛生、

結果病気が多発し、

子供は死んでいく。

 

紛争のあとには無数の屍体がころがり、

野放しで腐乱した屍体でハエの大量発生。

ハエの中には病原菌をせっせと家畜や人へ運搬するモノもいる。

 

むりやり国境線で民族を分けず、

先進国の偏った需要のためにダイヤや象牙など取らせず、

労働に十分な対価を支払えば、

どれだけ悲惨な状況を避けることができることか。

 

すべては人間の貪欲な欲望によって狂ってきていると思う。

 

散々殴って怪我させておいて、

かわいそうに、ほら薬だよ、

と言って置いていく。

元々無かった病気を生み出しておいて、

また、薬だよ、

と言って置いていく。

現地じゃタダかもしれないが、

裏には確実にお金が回っている。

見えないところで、見えない人たちによって。

 

アラブの春

と呼ばれているが、

本当に祝福すべき状況なのか。

そこらじゅうに武器を氾濫させ、

民主化によって使い道を失った傭兵たちは、

せっせと職場を探して流浪する。

行き着く先はISISという武装集団だったりする。

 

本来は援助や救済ではなく、

協力関係こそあるべき姿だと。

 

彼らから教わることは多いはず。

人間の本来の謙虚な姿を多く見ることができる。

 

自然に畏怖する。

こちらからすると妙な風習も、

そのルールによって、みんなが一つになっている。

 

日本の祭りだって似たようなもの。

 

アフリカは、

援助や救済の対象ではなく、

本当は学ぶべき対象なのだと、

そろそろ気づくべきだと思う。