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「あっ、こんなとこにあった!」と気付くためのブログ

奇想天外な発想の源はあなたがすでに持ってます。

速読/多読なんてやめちまえ!

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速読だけじゃないです。
いわゆる多読も同じです。
 
『本を年間に全く読まないよりは、10冊でも読んだ方がいい。』
これは同意です。
 
でも、
10冊よりは100冊の方がいい。』
これは「読み方による」と答えたいです。
 
本は多ければ多いほどいいとは必ずしも言えないと思うのです。
 
速読の本はいくつも読みましたし、チャレンジしました。
 
2倍や3倍程度のスピードアップは誰でもすぐできます。
集中して読んでいればそうなります。
漫画を読むのが早いのに、本は遅いというのは、絵に頼りすぎていたからというだけです。
要は慣れの問題ですね。
あとは本当に自分が興味ある本なのかどうか。
あるいは同じ本でも興味のあるページ、あまり無いページがあると思うので、まずは好きなページから読んでも良いかと。
 
速読手法の話はまた別の機会にするとして、話を戻します。。
 

筆者の言いたいことについて

 
速読できる人は、言いたいことをつかめればOKというように考えていると思うのです。
 
だから、この本は何を言いたいのか?に対しては答えることができると思います。
 
また、それに対して自分ではどう思うかも答えられると思います。
 
でも、そこまでです
 
本一冊の自分への吸収量というか、自分自身の開発量が少ないと思うのです。
 
筆者の言いたいことをつかむことが何よりも重要。
これ、本当でしょうか?
 
人は他人から物事を聞きながら、自分の引き出しにしまっていっていると思うのです。
 
なので、分類してるんですね。
 
この分類を早めるのが速読とも言えると思うのです。
 
でも分類して終了では、まるでゲームです。
 
大事なのは、分類ではなく、展開だと思うのです。
 
Aを聞いて、逆側のZや、真ん中に位置するMやNに想いを馳せることができますか?
そもそもアルファベットってなんだっけ?と疑問に思うことができますか?
ということです。
 
筆者の言いたいことを追いかけるあまり、自分ならどう思うかを忘れて文意をつかむことばかりに集中。
 
読み終わって、3点ほど筆者の言いたいことを要約して頭にいれ、こういう考え方があるのかということを経験する。
Aを聞いてとなりのBやCくらいまでは空想する。
そんな程度です。
 
だから多読しないと気が済まないのです。
自分の想像力を補うために、他の人の知恵を借りようとするのです。
すべてのアルファベットを知るために、貧弱な空想力のお陰で10〜15冊も読まないといけなくなるのです。
 
空想力を活かせば、せいぜい2〜3冊で十分かもしれないのに。
それも筆者の思惑とは異なる自分の世界を広げることができるかもしれないのに。
 

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空想力

 
多読している人が話すことは、色々知ってるなぁと思う反面、どこか借り物の匂いが充満している気がします。
自分の言っていることの裏打ちを本にゆだねすぎているのです。
 
速読多読を極めた人の中には、日に250冊とか月に1万冊とかいう人がいます。
 
すごい!です。
 
でもそんなに必要ですか?とも思います。
 
本当に感動できてますか??
 
結局筆者の書いた範疇の10分の1くらいしか受け止めてないのではないですか?
 
本を書く人は1冊書くのに色々な知識や調査を持って書いているのだと思います。
100の知識で1抽出するくらいな。
そうでない本もありますが。。
 
なので、その1をあらためて還元するくらいの気持ちで読むのが良いのではないかと思います。
 
ワタシとしては、年間100冊程度がちょうど良いのではないかと思います。
 
速読多読→あわてて読むと考えてしまうと、非常にもったいないです。
 
じっくり読んでいいのです。
思い切り妄想してよいのです。
 
時には筆者も気付けていないことに自分が気付くことがあると思います。
確認のしようはありませんが...^^;
 
 

量より質

 
ここ数十年、速読/多読がもてはやされています。
その種の本も一定に売れていると思います。
 
反論できないのです。
知識人や成功者が本を大量に読んでいると言ってますし。
本をたくさん読むことに異論をとなえると集中砲火を浴びそうですし。
その時の論法は多読した方々の方が説得力ありそうですし。
 
何より、『少量<多量』という図式が『持てる者<持たざる者』という図式にすり替わってしまうように思えるからではないかと。
 
でもですね。
 
じきに量より質の時代がくると思います。
時代というとヘンですが、多くの人が気付く時が。
 
量と質が伴っているのがベストですが、難しいと思います。
どちらも極めるというのは。
でも量をこなすうちに早くはなってくると思います。
 
筆者は別でも要素が重なる部分が多くなってくると思うので。
 
最後に、
本はいいものです
本当におもしろいです。
 
「自分のタメ」になるからというよりもおもしろいと思えることが重要だと思います。
そうすれば、自然と空想しますし、読む早さも早くなります。
おもしろい小説を読むのと同じです。
 
それだけに、むやみに早く読むことや濫読は避けるべきではないかと思います。
 
なので、自分に必要な本を探すこと、その本の中に自分を成長させるもの、役立つものを探し求めることが重要なのではないかと思います。
 
ではまた...m(_ _)m