「奇跡」の起こし方
周りからして一見奇想天外な発想というものは、
本人にしてみればそうでもないことの方が多いと思います。
それは、急に考えているわけではないからです。
いつも、常に考えているのです。
トイレにいるときも、満員電車で無理な姿勢で立ってる時も、ラーメンすすりながら、次はチャーシューにしようかメンマを食べようかとしている時も、常に結びつけて考えています。
そういう意味ではクレイジーかもしれませんね。
発想自体がクレイジーではなく、そういう姿勢がクレイジーだと。
でもですよ、よく考えて下さい。
あなたも多かれ少なかれ、常に「何か」を考えているはずです。
「くだらないことばかりね」 と思ってしまうかもしれませんが、
いずれにしろ脳みそを働かせているわけです。
で、 みんな、結果として出てきたものだけ見るものだから「なんでこういうことを考えつくわけ??」となるのですが、
そこに至るのは「当然」の積み重ねだと思うのです。
初回に書かせていただいた「当たり前」のブログと重なりますが、
常に頭の中で考えていることは、初めのうちは当然の連続だと思います。
A+B=AB くらいの。(※ここで「それはA×Bだろ!」とか突っ込まないでくださいね(^_^;)あくまでイメージをお伝えしたいだけなので。。)
そんな公式めいたものがだんだん増えてくるのですね。
そうすると、 A+B=ABなら、C+D=CDではないか、
とすれば、ABC+XYZ=ABCXYZではないか。
さらには、 ENFH+QR=ENFHQRではないかと。
これが気付きです。
すでに持っていた知識だったんです。
で、いつも考えいるから、あるとき出会うんです。
×(掛ける) に。
これは出会いです。
でも常に考えていないと、目の前通り過ぎて行きます。
通り過ぎる時に「ガッ!」とつかめるかどうかです。
何度も言いますが、常に考えていないといけません。
そうすると、自分が求めているものがだんだんはっきりしてきます。
周囲にある、ささいな所の変化が見えるようになります。
そうやって、枝分かれしていった発想や考え方がいつの間にか大木になっていたりするのです。
そこに花や実を付けるのは必然じゃないですか?
それが世の中に受けるかどうかは別にしてですよ。
周りの人たちは、その出来上がった「果実」だけ見てびっくりするんです。
「急にどうしたの?」 「すごいね!」 「どこからそういう発想が?」 みたいにね。
ちょっと飛ぶかもしれませんが、イチローが凄いのも同じだと思うんです。
常に考えて練習して、実践して考えて練習して、他の人を見て考えて練習して・・・・この連続の延長上にあるのだと。
いつ見ても同じように凄いかもしれませんが、おそらく常に進化しているのだと思います。
停滞していたら周囲もいくらか考えて練習しているので、没落していくと思います。
その中にあって活躍できているのですから、常に進化していると思います。
イチローもそうですが、よく超一流を引き合いに出すので、自分にはできないのでは?となりがちかもしれませんが、だれにでもできると思います。
問題は、そういう姿勢になる理念を持てるかどうかではないかと。
自分はなぜこの仕事をしているのか?
なぜ受験しなければいけないのか?
なぜ野球をしなければいけないのか?
こういったことを突き詰めて考え、ブレない理念を持てれば、
常に考え行動することができると思います。
生意気な話でしたが、参考になれば幸いです。
本日もお読みいただきありがとうございました。